2013年1月10日
昨年末からの年末年始の休暇は、カレンダーの都合で割と長期の休みになった人が多かったと思います。
新年明けて、長い間使って無かったパソコンは、まずWindowsアップデートしましょう。
それが終わったら、今度は使っているアプリケーションのアップデートチェックをして、修正プログラムなどが出ているようであれば、適用するようにしましょう。
毎月、第二水曜日に、Windowsの定例アップデートが配信されます。
そのタイミングで早目にアップデートを適用するようにしましょう。
※会社や団体によっては、パソコンのアプリケーションの動作環境に依存することなどがあり、勝手にアップデートが出来なかったり、アップデートのルールがあるかもしれませんので、その場合は、システム管理者に確認する必要があります。
情報セキュリティの話題に多い課題は、結局端末の中のソフトウエア(アプリケーション)の脆弱性を狙われることが多いのでその対策をどうするか?という点です。
自分で直せるものでは無いのし、脆弱性があるとは思って使って無い(そりゃ不具合はあるだろうけど…)訳で、注意を喚起するのも難しい。
しかし、自分で気付かないからこそ、危険な要素を持っているとも言える。
情報システムの管理者や運用担当者の方々は、日々色々な情報を集めたり対策を検討されてたりしていると思いますが、全ての情報を把握し判断できるものでもありません。
やはり、パソコン端末を使っている人が、業務用に限らず、自宅の個人用パソコンも含めて、そういう意識を少しでも持つしかない。
以前は、ウイルスと呼ばれる不正プログラムに感染すると、目で見て判るような何らかの現象がパソコンの動きに現れることが多かったと思います。しかし、最近はでは目で見て判るような現象が現れず、裏側でコッソリ動作して、あれこれ不正な動作をするプログラムが多いと言われています。
それだけに、万が一、不正プログラムに感染していたとしても、それに気付くのが難しい状況になってしまいます。
まず、自分の使っているパソコンの、Windowsアップデートをしましょう。
それから、アプリケーションの更新状況を確認しましょう。
個々のパソコンが強くなることで、内部(全体)の情報セキュリティの強度が高くなります。
そこを継続することが重要です。
(Vol.77)
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