2012年8月13日
多くの会社はお盆連休ですね。
いかがお過ごしですか?
さて、京都では、8月16日夜は夜空に浮かび上がる「五山の送り火」の日になります。
これは、祇園祭と並び京都の夏を彩る風物詩です。よく「大文字焼き」と呼ばれたりしますが、正確には「五山の送り火」と言います。
「五山の送り火」は東山如意ヶ嶽の「大文字」がもっともよく知られ、他に、松ヶ崎西山・東山の「妙・法」、西賀茂船山の「船形」、金閣寺付近大北山(大文字山)の「左大文字」及び嵯峨仙翁寺山(万灯籠山・曼荼羅山)の「鳥居形」の五つの送り火です。
文字や図形の形に火を焚きます。
・大文字 午後8時00分点火
・妙 法 午後8時10分点火
・船 形 午後8時15分点火
・左大文字 午後8時15分点火
・鳥居形 午後8時20分点火
送り火そのものは、全国各地でも行われていると思いますが、盆の翌日に行われる仏教的行事ですね。冥府に帰る先祖の精霊を送るという意味をもつ盆行事の形態で、この行事が一般に広く行われるようになったのは、仏教が庶民の間に深く浸透した中世-室町時代以降だそうです。
今週の16日。天気が良ければいいのですが。
ずっと昔は鴨川の河原から5つの送り火が見えたそうですが、今の時代は市内のビルが多くなり、
5つ見える場所は少なくなりました。
お休みで京都に滞在されている方は、是非1つでも多くご覧になって楽しんでください。
京都五山送り火 (京都五山送り火連合会)
2012年の送り火 (京都新聞)
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/koto/gozan/
(Vol.35)
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