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無線LAN環境を便利にすると…通信記録はさらに必須に。

2012年8月9日

とある大学様では、今年の学内ネットワークインフラの改善実施にて無線LAN接続環境を大幅に拡大される計画の大学様があります。

 

概要としては、キャンパス全体に無線LANの接続が可能になる環境を構築される計画です。

 

キャンパス全体で無線LANに接続できる。これは、とっても魅力的ですね。

 

大学での授業、ゼミ、研究室など様々な場所で端末を自由に活用できるようになります。生徒の方にも先生方にも利便性が向上し、授業の内容ももっと多彩な内容にできます。

 

最近では、iPadやAndroidタブレットのような、手軽に持ち運びが出来る端末が個人レベルでも急速に普及しています。また、学校の授業の中でもWi-Fi接続しか出来ない端末を使った、新しい授業スタイルが始まっているところもあります。

 

端末の中には、携帯電話会社の公衆回線に接続出来る機能を搭載しているものもありますが、Wi-Fi環境があれば、やはりそちらに接続する方が快適にインターネットを楽しめることもあります。

 

ただ、一方で目に見えない無線LANの電波が大学キャンパスの全体をカバーするようになると、大学の授業やその関連以外でのインターネットを利用した通信が増えるようになるかもしれません。

それは、大学側が想定していない通信になるかもしれません。

 

大学が用意したネットワークを経由してどんな通信が行われたか…。これは、記録しておく必要があります。

 

もし、残念な利用があって、大学側が訴えを受けたり、或いは生徒の方に心配が及んでしまうような事になった時、通信の記録を残しておけば、それが証拠となり大学側の事情説明や状況説明が正しく出来ますし、生徒さんの心配な状況を明らかにして守ってあげることにもできます。

 

弊社では、この重要な意味を持つインターネットへの通信記録の取得を PacketBlackHole にて実施されることをご提案しています。

 

また、最近のインターネットサービスの状況を踏まえ SSL暗号化通信であっても、その通信の中身を全て記録として残すことも、同時に実施することが重要です。

 

 

そこで、 PacketBlackHole Counter SSL Proxy の組合せをご提案しております。

 

 

多様化する端末の全てが、手軽にインターネットにつながる環境。想像すると便利で楽しい世界にも見えますが、ネットワークを提供し管理する側からするとその環境を利用した通信については確実な記録を残すことが必須とも言えます。

 

 

 

(Vol.34)

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