2013年9月2日
とある金融系企業がグループ会社にある、情報システム関連会社様での話。
仕事で使っているパソコン端末の運用についての話になりました。
「普段業務で使っているパソコン端末の中にあるデータは、バックアップしてますか?」と聞いたところ、
仕事の資料は、ファイルサーバに入れるように指示して運用しているので、ファイルサーバは、適当な周期でバックアップしてるくらいですね。
とのこと。
きっと、これは、よくある企業のワークフローと同じかと思います。
そこで、「それはそうでしょうけど、デスクトップ上にも実はデータがあるのでは無いですか? 私もそうですが、確定前の作成中とか商談途中で随時の変更がある状態では、ファイルサーバに入れませんし…」と言うと、
確かにそうかもしれませんが、会社としてはそれは”自己責任”としてます。
とのこと。
なるほど、会社の業務パソコンに”社員の自己責任”を言われたら、それは結構大変なことだと思うんだけどなぁ。と思いつつ、
「じゃ、パソコン上のメールソフトの中にある、送受信メールについては、どうですか?メールサーバのアーカイブだけ?何年も前のメールは残ってます?」
すると、
メールは取ってるけど、社員個人用としてアーカイブしてる訳では無いからね。
実際はどうするかなぁ。
とのこと。
そこで「きっと建前としては、ファイルサーバだけ…かと思いますが、本音では端末のメール送受信のデータとか、一番Hotなデスクトップ上のファイルとかも、バックアップしないと大変じゃないですか?」と聞いてみたら、
実は、年に何度か話題になるんです。パソコンが壊れたり、急に動かなくなってしまって復旧が出来ずに消えてしまったり。だから、現場の当事者は、相当大変で困ったらしいです。
とのこと。
「悪い話をしたくは無いですが、他社では、そのような運用なために、部門で勝手にNASをLANに置いたりして使ってみたり、インターネットのサービスに退避したりする社員が居たとか。それは、マズいと思いませんか?」と言ったら、
それは実は、社内にもあるようです。今は暗黙になってます。でも、確かにセキュリティ的にもまずいし、このままでは良くないですよね。
とのこと。
「セキュリティ的には、NASの簡単な持ち出しで大量のデータが漏れますし、インターネットのサービスに置かれたファイルは、該当の社員が辞めたら誰も削除も出来ないことになります。また、今の業務の体系上、電子メールのデータが消えることは、大きな損失です。電子メールのデータは、何年もKeepする必要がある業務担当者もいますよね。課題解決が必要ではないですか??」と聞いてみた。
すると、
数年前に、そんな検討を情報システム部門でやったが、適当なツールが無かったし、大体、メールのバックアップなんて難しいと、当時のベンダーに言われたから、正直グレーなままで放置してた部分もある。
とのこと。
これ、きっと、国内の多くの企業や団体が同じようなことになってると思う。
弊社では、このような話を数多く伺うことがあり、解決策の製品をご提案することにしました。
Secure Back 3 をご提案します。
会社や組織が、『仕事をするために、業績を上げるために貸与しているパソコンのデスクトップ上のデータは、利用者の自己責任』っていう、妙な環境と管理は、もうやめましょう。
パソコンの故障や、周期的な入替えのような場合、パソコンのデスクトップ上のデータ移行を行うには、データの一時保管方法や場所、手順、移行後の削除まで考えると大変な手間になります。
Secure Back 3 は、今回のお客様の課題を、完全にクリアすることができます。
単なるデータのバックアップをするのでは無く、会社や組織の業務用パソコン端末のライフサイクルマネージメントの効率化も視野に入れた仕組み作りが出来るようになります。
さらに、パソコンのデスクトップ上のデータをバックアップする際に、履歴管理が出来たり、電子メールもアドレス帳込でバックアップが出来るようになります。
Secure Back 3 は、これまで情報システム部門がやってきた
【パソコン端末の運用について、建前と本音の葛藤と心配】
について、解決してくれます。
あ、うちもそうだ・・・と思った方は、是非、ご相談ください。
**** ご紹介製品 : Secure Back 3
※Webサイトに掲載していない製品については営業までお問合せください。
(Vol.89)
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