2013年3月11日
インターネットの活用や、ネットワークの利用を推進すると、
様々なシーンで利便性が向上し、仕事や生活にプラスが生まれます。
しかし、良く聞く「セキュリティ対策も同時にやらないと心配だ」という
言葉もあります。
セキュリティに関係した仕事をしていると、この「セキュリティ」という
言葉が示す事柄には何か決まったものが無いことに気付きます。
セキュリティ製品は分野が広く選択が難しいと以前記載しました。
では、どのように選ぶのがいいのでしょうか。
大切なことがいくつかあります。
まず、『何のリスクを低減したいのか』導入前に決めることです。
一般的に低減した方がいいリスクはいくつかあります。
でもそれはあくまでも一般的ですべてに当てはまるといったことはないです。
あれもこれもではなく、ここだけは譲れないといった点を明確にすることが大切です。
次に、その譲れない点から提案されるシステムに対し、そのシステムの性質とシステムがカバーする点を理解することが必要です。
そこを怠ると導入目的とシステムのミスマッチといった導入時のトラブルが発生し、導入される側だけでなく導入の提案をする側としてもつらいです。
また、導入後の運用面についても、事前にできるだけ理解しておくことも重要です。
稀に、「こんなに費用が?!」、「こんなはずではなかった」という声を伺い残念に思うことがあります。
さらに、最近聞く言葉に「一元管理」「集中管理」というものがあります。
言葉としては、非常に魅力を感じて簡単にはいいますが、実際の現場を見ると運用面ではなかなか難しいものです。
中途半端な管理は実は管理していないのと変わりがないのも確かで、場合によってはコスト高になります。
情報セキュリティを実現するために、何をするのか? 何をしたらいいのか?
ITの世界では、どうしても、目に見えない「リスク」に対応するため、分野に専門的な仕掛けが必要になりますが、その仕掛けも1つとは限りません。
導入する既存環境に応じて、運用やポリシーなどと照らし合わせる必要もあります。
ぜひ、何を解決したいのかをご相談ください。
親身なご提案を心がけてまいります。
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(Vol.83)
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