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5月21日は金環日食。京都でも観測できるかな?

2012年5月16日

ご存知かと思いますが、5月21日に日本各地で「金環日食」が起こります。

 

全国で部分日食を見ることができるほか、九州地方南部、四国地方南部、近畿地方南部、中部地方南部、関東地方など広範囲で金環日食を見ることができるそうです。

 

この観測は、日本の陸地に限ると、1987年9月23日に沖縄本島などで見られた金環日食以来25年ぶり。日本で広範囲に起きるのは932年ぶり、日本の本州では129年ぶり。次回も、北海道で見られる金環日食が18年後の2030年6月1日。今回のように本州で広く見られるのは、およそ300年後だとか。どうやら今回は、非常に珍しい観測らしいです。

 

京都では、朝6時17分41秒から日食が始まり最大時7時30分35秒。8時55分17秒には終わります。最大94%の日食。思いっきり通勤時間ですが観測出来るかな。

 

東京・静岡・京都・高知・鹿児島などは、「中心食帯」と言われる地域になり、太陽の前面を月が通過するために、食が最大になる前後には、太陽がドーナツ状になる様子を観察することができるそうです。
ただ、辺りが暗くなって星が見えるような…そんな暗さにはならないようで、1時間程度かけて暗くなり明るくなるため、慎重に観察してないと気付かないとか。

 

「直接、肉眼で太陽を見たりするのは目を痛める恐れがあります」とのことで、観測するにはそれなりの対応が必要になるようです。

 

少し早目に出勤して、観察してみましょうか。
もう生きてるうちに観察出来ることは無いかもしれませんよ。

 

画像は、5月21日の日本国内の観測マップです。

 

ご興味のある方は、以下のサイトをご確認くださいね。
http://naojcamp.mtk.nao.ac.jp/phenomena/20120521/
© 国立天文台

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