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メールとファイルとWebの無害化。無駄無くまとめる新提案

2021年9月10日

このタイトルの話題、今の時点では、自治体様向けの話題が中心であることは間違い無いのですが、この考え方は、いずれ民間企業でも広く導入されていく仕組みだろうと感じています。

2017年度に全国全ての自治体で、導入された「無害化」は、2020年12月に改訂された、総務省の自治体情報セキュリティ対策のガイドライン​​​​​​でもキーワードとして引き続き注目されています。

5年前、「無害化」は新しい考え方として注目されました。

その際「なんだそれ?」「何がどうなるの?」と話題になり、そして、自治体を担当するシステム提案・運用の企業関係者は困惑しました。

無害化=電子ファイルを消毒する考え方。

ざっくり言うと、マルウェアやウイルスなどに感染した状態の電子ファイルを、感染状態が「無い」状態にし安全にする仕組み。アンチウイルスの仕組みのように「悪い部分を探して駆除」する仕組みとは異なり、悪い部分が「実装される部分」を “丸ごと書き換えて安全にする” 仕組みです。結果として、消毒が済んだファイルは、安心してファイルを開いて仕事で使うことが出来るようになります。

この仕組みを、実現するのが「Votiro Disarmer」です。
「ボティーロ」「ヴォティーロ」など色々呼ばれました。

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当時、この新しい仕組みを実装するのに、全国各地のSIer は苦労しました。
担当するエンジニアのみなさんは、他にもやるべきことが多い中で「無害化」を実装するのにご苦労されたと思います。

その結果、ノウハウが少ない SIer や エンジニアが実施したサイジングに乱れがおきました。

悪い言い方だと「とりあえず入れて使えたらいいでしょ?」という着地点もあったように思います。
これは、後に自治体様からの相談を受けて、システム構成・サーバスペックを拝見して気付きました。
残念ですが、時間が無い中で、よく判らない仕組みだった「無害化」について、こんな対応をしてたんだ…と。

さらに、エンドユーザ様になる自治体の職員の方々から、

  • 無害化処理が遅くて、そのせいで自分の仕事が進まない
  • これまで使っていた書類が、マクロ削除されて使えなくなった
  • 仕事の作業工程が増えてしまって、面倒だし間違いやすい
  • 無害化が出来ないファイルもあって、仕事が詰まってしまう

・・・などなど

当社は、Votiro 製品の正式な販売代理店として、多くの自治体様向けに Votiro 製品を提供してきましたが、その中でお聞きした内容です。

弊社にご相談をいただいたり、お問合せをいただいた 自治体様や 自治体様担当の Sier 様には、想定される原因を解説し対策案をご提案してきました。

そして、今年は、そのシステムを更改する時期が来ました。

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2020年以降、新型コロナウイルス感染症の拡大により、様々な ITの改変があったり仕組みの見直しが求められています。その中には、コスト的な面も含まれています。

当社は、Votiro 製品を長く提供してきた経験から、新しいVotiro Disarmer製品の実装方法を工夫した提案を開始しました。

  • Web分離、WEBサイトアクセスの無害化
  • メール無害化、メール添付ファイルの無害化
  • セグメント間のファイル交換時に必要なファイルの無害化

これらの「無害化」の仕組みは、2022年度に向けて刷新される仕組みになります。

この仕組みに対し、多くのシステム提供会社は「実現する機能単位」で提案されるモデルが多いようです。

つまり、「メールの無害化は、この製品で出来ます!」「Web分離は、この製品で」「ファイルの無害化はこの製品で実施しましょう!」と。すると、お客様は、使うシーンに合わせて、個別の製品と個別の実装で検討することになります。

これは、間違いでは無いのかもしれませんが、当然コストは増えます。
いや、これは、これまでの正当な紹介と提案なので、間違いではありません。

しかし、当社では、この提案を改善したいと考えました。
これまでのVotiro 製品の提案と導入してきた実績から、他に無い喜ばれる提案を探しました。

背景には、Votiro 製品は、ちゃんとした無害化が出来ることは判るが費用が高い。値段が高い。
という、コスト観点の指摘があったからです。

日本に限らず、世界中の情報セキュリティの仕組みの中で、Votiro 製品は数多く採用されています。
そして、決して価格は日本だけが高額で提供されている訳ではありません。

しかし、Votiro Disarmer製品が実現している仕組みと機能は、他の「無害化」を語る似たような事が出来る製品とは各段に異なります。そして、その機能を実現するために、多くの特許を含め、無害化対象となるファイルの仕組みを正式に知るためマイクロソフト社や、各ファイルのメーカと契約を結び、間違いの無い情報を確認して、適切な無害化を実現しています。そのための投資は、決して安くはありません。

ファイルの無害化を100%実現するための製品として、その性能と品質を実現してきた結果であることをご理解いただきたいと思います。

また、日本国内に提供されているVotiro Disarmer製品は、その価格の課題を解決するために改善が行われてきました。製品自体の性能向上も含め、特に自治体様向けの製品提供では、優遇する仕組みも用意されています。

Votiro Disarmerの自治体様向け優遇対応については、Votiro 製品の正式代理店である弊社にお問合せください。

さらに、その背景を踏まえて、当社では無駄の無いコストパフォーマンスが活かせる仕組みを提案しています。

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この記事を書いている時点( 2021/9/1 時点 )では、既に、その効果に理解をいただき、複数の自治体様に採用していただき仕様書に記載いただきました。 ご注文をいただいた自治体様案件もあります。

値段が高い!と言われてしまっているVotiro Disarmer製品を、無駄なく使い切る実装プラン。
Web分離、Web無害化、メール無害化、メール添付ファイルの無害化、そして、ファイルの無害化。
これらの仕組みを、1つの「無害化処理グループ」と考えて、それぞれが連携し、無害化を実現する仕組み。

当社では、その仕組みの提案を推進しています。

今、まさに、2022年度向けの提案の内容を検討している!
2017年度の課題を解決し、コスパの良い無害化の仕組みに変えたい!

そんな自治体様や、SIer 様は、是非、当社にご相談ください。
既に新しい提案の内容は、今の時点で、実績がある…という状況です。
仕様書に記載されて、プロポーザル提案に対応いただく システム会社様からの注文も入っています。

弊社は、自治体様向けに「無害化」を実現する Votiro Disarmer製品 だけで無く、メール無害化を実現する製品もご提供しています。

  • Active! Zone
  • DEEP Mail

です。

こちらの製品とのコラボについては、また別途。

まずは、様々な無害化のシステム構成について、ご興味はありませんか?
総務省が示す、ファイルの無害化を 正当に実現している製品 Votiro Disarmer は、どこから買えば良いか?
誰に相談すれば良いか? 普段見積りを依頼して発注している 単なる購買口では手に入らない情報や、特別な提供条件は、正式な販売代理店に相談しましょう。

当社は、Votiro Disarmer 製品を5年以上対応している 正式販売代理店 です。
お気軽にお問い合わせください。

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(Vol.121)

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