2012年6月28日
『無線HUB(ハブ)』という言葉は、打合せ中のお客様が言われた言葉です。
企業の中で運用されいている「情報セキュリティポリシー」で、無線LANを利用することについて、禁止されているケースがあることを伺いました。
これは、一般的に知られている無線LAN製品の性能が飛躍的に良くなったために、数十メートル以上の電波が飛ぶことに対して懸念され、社内の情報がアクセス制御があるとは言え、社外に目に見えない形で漏れているのは心配だ。と、いう考え方だと言われていました。
しかし、LANケーブルを接続することが出来ない端末(タブレット端末)が増えてきたことや、LANケーブルを接続するパソコン数が、会議などの際に増えてきたため、LANケーブルが足りなくなり設備の追加や変更が必要になってきているなど、課題が明らかになってきました。
それでも、電波が飛びすぎる無線LANの導入について懸念があり具体的な解決方法を探しているとのことでした。
弊社では、無線電波が机の上から”およそ1メートル程度”しか届かないLAN Sheet をご提案しました。
などをご紹介しました。
『これはいいな。まるで無線HUB(ハブ)だ。運用面から見ても都合がいい。』
と、担当者様や出席者の方からコメントをいただきました。
このお客様では、既に天井埋め込み型のアクセスポイント(AP)を運用されていますが、テナントビルであるため、上下の階からの外来電波とのチャンネル競合などもあり、安定した利用が出来ずに利用者からの改善要望も大きいそうで無線LAN接続が安定して欲しい場所から優先順位をつけて、LAN Sheet を導入していく検討になりました。
既存の無線LAN設備の性能が良くなることで、自社の都合で設計しても近接する他社から飛来する外来無線LAN電波との干渉は、制御が難しいことを伺いました。
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