MailDepot アプライアンスサーバは、既存のメール環境に応じて導入する対応方法があります。また、大容量対応への仕組み作りも可能です。
既存メールサーバ
(1) SMTP サーバ:Postfix 2.0 以降,Sendmail 8.12 以降
(2) POP3 サーバ:dovecot, qpopper, Courier-IMAP, Cyrus IMAP
MailDepot は指定した POP3 サーバからメールを定期的に取り込むことでメールのアーカイブを行います。このため、SMTP サーバの送受信されるすべてのメールを POP3 サーバの MailDepot 専用アカウントに複写転送するように設定する必要があります。
なお、取り込み対象となる POP3 サーバ・アカウントは複数設定できますので、 POP3 サーバを複数個所に分散させることも可能です。
クラウドメールサーバ / ISP提供サーバ
(1) クラウドのメールサービスがジャーナルメールの転送機能を有している必要があります。
(2) 「Google Apps for Business」「Office 365」の場合は、管理者設定画面にて ジャーナル設定を実施する必要があります。
MailDepot は指定した 複数のPOP3 サーバからメールを定期的に取り込むことが可能です。
企業グループなどで、クラウドメール環境と、自社運用メールサーバが複数混在した場合でも、MailDepot の導入が可能です。また、超大容量のNAS装置と連携することで、全てのメールを1カ所でまとめた保存と運用が可能になります。
MailDepot は、仮想化環境上に構築することが出来ます。
新しく専用のサーバを使用せずとも、既存のプライベートクラウド上に構築して導入が可能です。